今日からできる!食いしばりを治す7つの方法

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今日からできる!食いしばりを治す7つの方法

気がついたら“食いしばり”をしてしまっているという方も多いのではないでしょうか。
“食いしばり”は、無意識にしてしまう事が多い癖です。“食いしばり”は、自分自身が思っているよりも相当強い力でしている事が多く、歯や歯ぐきを痛める事があります。
また、肩こり・頭痛など、思いもよらない症状を引き起こしている事もあるのです。
今回は、食いしばりの原因と、食いしばりによって起こる症状と治す方法について解説していきます。

1. 食いしばりとは

食いしばりとは、クレンチング症候群ともいわれ、上下の歯で強く噛み合わせる事です。通常、上下の歯と歯が接しているのは、食事の時だけで、1日当たりで考えると20分程度です。
それ以外は、上下の歯は1㎜程度隙間を開けた状態で保っているのが正常です。
しかし、食いしばりの癖がある場合は、1日に1時間から2時間、大きな力で上下の歯を噛み合わせる状態になります。

2. 食いしばりの原因

食いしばりの原因は、主にストレスなどの精神的要因です。
それに加えて噛み合わせの悪さなどの物理的な要因も関係しています。それぞれについて少し詳しく説明したいと思います。

2-1. 精神的要因

食いしばりの主な原因は、ストレスや緊張です。
対人関係など何らかしらのストレスがある場合や、緊張する場面に遭遇した場合に、食いしばりをしやすくなります。
ストレスがあると、交感神経が優位になるので、口の周りの筋肉が緊張し、食いしばる状態になりやすいのです。
逆に、ストレスを緩和するために食いしばりをしているという考え方もあります。

2-2. 物理的要因

噛み合わせが低い部分や、高い部分があると、しっかり噛む事ができずに、脳が噛む力を強くしようと働きます。
その結果、食いしばりの力が強くなる事があります。

3. 食いしばりが原因で起こる症状

食いしばりによる症状は、お口の周囲に起こるものから、全身的なものまで、様々な症状があります。

3-1. お口の周囲に起こる症状

・歯が割れたり欠けたりする

歯自体が強い力によって割れて(欠けて)しまう事や、詰め物や被せものが割れて(欠けて)しまう事があります。
特にセラミックなどの詰め物や被せものは、縦にかかる力に弱いので、割れやすくなります。

歯が割れ方は状況によって様々です。神経の無い歯は、歯の根の部分が割れやすくなっています。
また、歯に持続的に力が加わる事により、歯の根元の部分のエナメル質が薄い部分から欠けてくる事もあります。

・歯が擦り減る

食いしばりに加えて、歯ぎしりの癖もある場合、歯が擦り減りやすくなります。歯のエナメル質同士がぶつかり合うと、お互いに削れを起こし、擦り減ってきます。

・歯がグラグラとする

歯を支えている骨(歯槽骨)に負荷がかかるため、歯がグラグラと動揺するようになる事があります。
他に歯周病などの問題が無ければ、食いしばりが改善すれば、治まってきます。

・歯が移動する

持続的に、歯に強い力が加わり続けると、歯の移動を起こしてしまう事があります。縦方向に力が加わり続ける事で、歯の圧下が起こり、歯ぐきの中にのめり込む状態になります。奥歯が圧下すると、噛み合わせがズレ、前歯が前方に開く状態になり、噛み合わせが悪くなる事があります。

・骨隆起ができる

顎の骨に力が加わり、骨にこぶのような骨隆起(こつりゅうき)ができる事があります。骨隆起があってもお口の中で悪さをするわけではありません。多くは放っておきますが、入れ歯や発音に影響がある場合には、切除する事があります、

・知覚過敏が起きる

歯が割れたり欠けたりした事によって、象牙質が露出すると、虫歯が無くても、冷たいものがしみるなど、知覚過敏を起こす事があります。

・歯髄炎が起きる

過度な力がかかることにより、歯に神経(歯髄)に炎症が起きる事があります。歯髄炎が起きると、歯に強い痛みを感じるようになります。

・歯周病が悪化する

歯周病がある場合は、過度な力が加わる事により、症状が悪化する事があります。

・顎関節症になる

顎関節症の原因は様々なものがありますが、食いしばりは顎関節症に要因の1つになります。食いしばりにより顎に強い負担がかかってしまうと、顎の関節にある軟骨(関節円板)がずれ、変形するなどして、顎関節症になる事があります。

・口腔乾燥症が起こる

食いしばりの影響で、顎関節症が起きると、顎がずれる事があり、唾液腺を圧迫する事あります。唾液の分泌が減少し、口腔乾燥症が起こる事があります。

・虫歯が起きる

食いしばりで歯に力が加わると、歯にヒビが入ったり、割れたりする事があります。歯に入ったヒビから、虫歯菌が侵入し、そこから虫歯が始まってしまう事があります。

3-2. 全身的な症状

・頭痛

食いしばりによって、顎を動かす筋肉の1つである“側頭筋”が緊張を引き起こし、頭痛を引き起こす事があります。

・首や肩のこり

食いしばりは、側頭筋や咬筋など、様々な筋肉の緊張が起こります。お口の周りの筋肉は、首や肩に繋がっているものが多く、首や肩のこりを引き起こす事があります。

・表情筋への影響

食いしばりにより、口の周りの筋肉が緊張して固まり、表情筋に影響を及ぼす事があります。ほうれい線が目立つようになるなど、見た目への影響もあります。また、食いしばりにより顔の周りの筋肉が発達しすぎてしまい、顔が大きく見える場合もあります。

4. 食いしばりを治す7つのこと

食いしばりは、ストレスなどの精神的要因と、お口の中の噛み合わせなどの要因など、様々な要因が重なって起こります。ですから、「これをしたら必ず治る」という治療法はありません。いくつか効果的な方法がありますので、これらを組み合わせて行っていく事が必要です。

4-1. マウスピース

マウスピース

歯科医院で歯の型を取り、自分専用のマウスピースを作成し、夜寝ている間に装着して、寝ている間に無意識に食いしばりをするのを防ぎます。
寝ている間は、食いしばりをしないように自ら注意する事ができません。無意識のうちに食いしばりを行うので、強い力で長時間してしまう事も多く、歯や歯ぐきへのダメージが強くなります。マウスピースを装着する事で、力を分散させ、ダメージを軽減します。

保険適用の場合、3割負担の方で5千円前後の費用がかかります。※市販品もございますが、歯並びが動いてしまうような危険性もある為、あまりおすすめしておりません。

4-2. 噛み合わせの調整

噛み合わせが悪く、高い部分や低い部分があると、食いしばりを助長させてしまう事があります。歯科医院で噛み合わせのチェックと調整を行うと良いでしょう。

4-3. 全身のストレッチ運動

首・肩・手足・腰などを伸ばす運動をし、筋肉の緊張をほぐします。食いしばりにより首や肩がこる事がありますが、逆に、首や肩がこっていると、食いしばりを起こしやすくなります。

4-4. イメージトレーニング

自分で、上下の歯と歯を合わせないように意識するようにしましょう。食いしばりをしないように、自己暗示をかけます。上下の歯を接触させている事に気がついたら、意識的に歯と歯を離し、深呼吸するなどしてリラックスさせましょう。

4-5. 脱力運動

筋肉を脱力させる感覚を得るためのトレーニング法です。手を思い切り上に伸ばして緊張させてから、一気に肩の力を抜き、脱力させます。また、肩をぐっと上に挙げて一気に力を抜きます。このように筋肉を緊張させて、脱力させる運動を何度か繰り返すのが効果的です。

4-6. 頬杖などの癖を治す

頬杖は顎に負担をかける癖です。顎関節に偏った力がかかり、噛み合わせが悪くなり、食いしばりを助長させてしまう事があります。

4-7. 寝ている時の姿勢を改善させる

顎や首・肩に負担をかけない事が大切です。横向きで寝る姿勢は、片方の顎に偏った力がかかってしまうのでやめましょう。また、枕を高くしすぎると、首や肩に負担がかかるので、やめましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。食いしばりの癖は、歯や歯ぐき・顎関節を痛め、様々な悪影響を及ぼします。また、口の周囲の筋肉にも影響が及ぶため、頭痛や肩こりなどの全身症状を引き起こす事もあります。
食いしばりは、ストレスなど、様々な要因が重なり、発生します。食いしばりをしていると感じている方は、早めに歯科受診をすると共に、食いしばりを治す7つの方法を試してみましょう。

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