歯周病は1度かかると治らない?きちんと気づく諸症状

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1度かかると治らない?歯周病

近年、歯周病によって歯を失ってしまう患者様が増えてきています。歯槽膿漏も歯周病と同様です。テレビ等でも聞く言葉ではないでしょうか。しかし、歯周病のことを本当に理解していらっしゃいますか?歯周病とは何か、どんな病気なのか、一度確認してみましょう。
まず、歯周病とは、何のことでしょうか。歯周病とは、お口の中の病気で、歯と歯茎の境目に誰でも溝があり、その溝に細菌が入り込むことによって、悪さをし、歯茎を赤く腫らしてしまったり、痛みを伴ってしまったり、出血も伴い、歯を支えている周りの骨を溶かし、最悪、歯を支える骨がなくなってしまい歯が抜けてしまうことです。

 

1. 歯周病は一度なると治らないの?

通常の歯と歯周病
歯周病は一度なると治すことは可能かどうか気になりますよね?
結論は、一度なってしまっても治すことはできます。ただ、状況によりけりで、歯を支える骨が溶けてしまう程進行してしまった歯周病は、その骨が再生されることはできません。治すことができるのは、進行がまだ進んでいない状況の歯周病です。
ですので、歯周病になってしまったら、いかに早く気づき、いかに早く治療をし、進行を食い止めるかが重要なポイントになります。

2. 進行度別の対処方法

では、歯周病とはどのように進行していくのでしょうか。
まず、歯周病の進行度を調べる方法は歯科医院のみでしかできません。歯科医師又は歯科衛生士が行う検査で、歯と歯茎の境目の溝(歯周ポケットと呼ばれます)に、専用の検査器具を使用し、その溝の深さを測っていきます。さらに、この検査では、溝の深さの他に、出血具合、歯茎の腫れ・赤みや歯の揺れ具合等も見ています。

歯周病の進行イメージ

2-1. 歯肉炎と呼ばれる初期段階

歯周病ではなく、歯肉炎という症状が初期の段階になります。歯肉炎とは、歯茎が赤く腫れてしまう状態です。歯周ポケットの深さは3ミリほどです。
歯周ポケットが2ミリ以内は健康な状態と言えます。3ミリは微妙な数値です。この頃に気付いて、治療を開始すれば、治る可能性が高い段階です。

では、どのように治療していくかです。これは、歯磨きです。
歯周病とは、歯と歯茎に境目の溝に細菌が入り込んでしまう病気ですから、その原因となる細菌をいかに取り除き、よせつけないかです。歯に歯石や歯垢(プラーク)が付着していると、悪さをし、歯茎の中に入り込んでしまうので、歯に歯石や歯垢を付着させないようにします。

歯石とは、歯の周りに付着した硬い石のようなものです。これは、ご自身で除去できず、専門の器具を使用し除去していきます。
しかし、歯垢(プラーク)とは、歯ブラシで落とすことができる、柔らかい乳白色の塊です。ご自身のお口の中を見てみてください。

長年歯科医院に通わず放置していた患者様は、歯石が溜まり歯茎が腫れていることがほとんどです。まずは、その場合は歯石の除去を行い、更に歯石が付着しないよう、専門の歯磨き方法を学びましょう。歯磨きによって、歯垢や歯石の付着を防ぎ、歯周病を進行させないようにしていきます。もちろん、患者様によって、歯磨きの仕方に個人差がありますので、専門の磨き方をきちんとしていきましょう。歯磨きの改善により、この段階なら、歯周病が治ることがほとんどです。

この段階で気付きたいところですが、この段階では、痛みがほぼなく、気づかないことが多いです。定期的な歯科医院への通院が重要となります。

2-2. 軽度歯周病状態

軽度歯周病
歯周ポケットが4~5ミリ程で、歯茎の炎症が進んでいる状況です。歯茎の腫れが目立ち、赤みが増します。歯周ポケット検査の際や歯磨きの際に出血することがあります。歯茎が腫れていることにより、出血してしまいます。
この段階から歯を支えている骨が吸収され始めていきます。早い段階での治療を必要とされます。この際の治療法として、歯磨きの改善はもちろんのこと、歯茎の中に入り込んでしまった悪い物を除去する必要があります。麻酔をし、歯茎の中にある悪い物を専用の器具を用い除去していきます。麻酔をすると聞くと少し怖いイメージがありますが、麻酔をしなければ痛みに耐えることができないために行います。

ここでこの治療を行うと、歯周病の進行を留めることができるのです。歯科医師や歯科衛生士から説明を受け、不安なことは納得いくまで話を聞き、そこから治療に進んでいきましょう。歯周病の進行を食い止める分、デメリットもありますのできちんと説明をききましょう。
もちろん、この治療は歯科医師や歯科衛生士が行う処置のみでは、一時的な改善しか見られません。患者様の日々の歯磨きがより効果を高めますので、歯磨き指導も同時に行います。患者様の協力と努力が、共に歯周病の進行を食い止めることにつながる重要なポイントです。

2-3. 中度歯周病状態

中度歯周病
歯周病も中度になってくると、歯周ポケットは、5~7ミリほどになってきます。
この頃には、若干歯がぐらぐらしてきたり、嫌な臭いがしたりと、お口の中の症状がご自身でも理解でき、気になってきます。

この状態になってしまうと、歯を支える骨が溶けてきている状態です。だいたいの患者様は、この状態で歯周病と気づき、治療にいらっしゃいます。

しかし、痛みがでてしまってからご来院なさるため、すぐに治療をその日に行うことができません。痛みがあるときに患部に触れてしまうと逆効果になり、更に痛みがでてしまうことがあるからです。一度お薬で痛みを和らげてから歯周病の治療を行っていきます。
この状態の際には、歯周病の検査をする際に、痛みが強く、正確な歯周ポケット数値を測ることが難しい状況の場合もあります。

また、フィステルという、歯茎にポチッとした腫瘍のような膨らみを見つけることもあります。これは、膿が溜まってしまっている状態なので、気になってしまっても、放置したりと、ご自身で判断せずに必ず歯科医院に行きましょう。

痛みがない際に、歯周病の治療を行います。軽度歯周病の状態のときの治療、または、歯茎を切り開いて、悪いものを実際に見て除去する治療法もあります。この辺りは、歯科医師と相談し、ご自身に合った一番良い方法で進行を止めましょう。また、この際もご自宅での歯磨きは重要となります。

2-4. 重度歯周病状態

重度歯周病
歯周病も重度になってしまうと、歯周ポケットも7ミリ以上となり、歯を支えている骨がほとんど溶けてしまっている状況です。歯がぐらぐらし、歯茎が下がっているような、歯が長くなっているような感じがします。
重度歯周病状態までいってしまうと、歯を抜かなければならなかったり、または、自然に抜けてしまう場合もあります。無理に治療をするよりも、歯を残すことや、他の歯の状況と合わせて治療していくことになります。主に、歯磨きを徹底していき、これ以上進行しないようにします。

歯は1本で抜けてしまうと、生活に支障がでたり、他の歯に支障がでます。この状態にまで進行してしまったら、あとほ、この歯をいかに残していくかを、歯科医師と相談しましょう。また、無理に残さずに、抜いてしまう場合もあります。

まとめ

歯周病というお口の中の病気を理解していただくことはできたでしょうか。
一度なってしまうと状況により、治ったり治らなかったりします。歯周病にならないためには、まず、歯磨きです。歯磨きも、ご自身ではすごく良く頑張っているつもりでも、磨けいない場合があります。“磨いている”と、“磨けている”は違います。磨けている状況を日々作るようにしましょう。

歯周病は早く気づけば気付く程進行を止めることができます。歯周病の状況を知るためにも、ご自身のみで判断せずに、歯科医院に行くことが重要となります。定期的に歯科医院で、定期検診を行うようにし、常にご自身のお口の中の状況を理解するようにしましょう。

歯は一度抜けてしまうともう一度生えてくることはありません。歯周病は最終的に歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。ご自身のケアや定期検診を受け、ご自身の大切な歯を守っていきましょう。

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