保存版!歯周病を予防する正しい歯磨きと歯ブラシの選び方

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保存版|歯周病を予防する正しい歯磨きと歯ブラシの選び方

歯周病、あるいは歯槽膿漏という言葉を最近よく耳にしませんか?
歯周病によって歯を失ってしまう方は多く、歯を失ってしまってから後悔してしまう方が多い現状です。
ご自身の歯というものは、当たり前ですが再度生えてくることはありません。そして、ご自身の歯で食べるお食事はとてもおいしいものです。
歯周病の予防として一番は歯磨きなのです。歯磨きはご自宅で行えると思いますが、“歯を磨いている”と“歯を磨けている”では違います。
ご自身で良く磨いていると感じても、実際に磨けているとは限りません。歯周病を予防するためにも、正しい歯磨きの仕方を見ていきましょう。あなたは、どのくらい磨けているでしょうか。

1.きちんと磨けている?歯磨きチェック

さて、あなたはどのくらいご自身が歯を磨けているかチェックしたことはありますか?
歯科医院を定期的に通っている方なら、定期健診で、歯科医師または歯科衛生士にチェックしてもらっているかもしれません。

1-1.染めだし剤によるチェック

小さいころに、お口の中を赤い液体または固形状のものをお口に含み、歯を染めた経験はありませんか?
この染め出しこそが、どのくらい歯を磨けているかチェックするものなのです。一般的にはあまり出回っていないこの染色剤ですが、歯科医院や市販でも稀に販売しているところがあります。

染め出し剤
出典:MI21.net

この染色剤でお口の中を染め出し、赤くなっているところが、普段磨けていないところになります。しかし、この染めだし剤を手にいれるのは困難という方が多いでしょう。では、そんなときにご自身でチェックできることをしていきましょう。

1-2.歯垢をチェック!

まず、明るいところで、ご自身のお口の中をよーく見てみましょう。歯の表面は基本的にツルツルした状態です。(治療中や治療後の歯はざらついていることもあります。)

歯石・歯垢のつきやすい箇所

その歯の表面に乳白色の粘ついたものが付着していませんか?それは、何かで触ると簡単に落ちませんか?もしこのようなものが歯の表面に付着していたなら、これは“歯垢(プラーク)”と言われるものです。
この歯垢は、歯ブラシで落とすことができるので、もしこの歯垢が付着していたら、この部分が磨けていない証拠になります。歯垢は歯茎に悪さをします。この歯垢こそ、発見したらすぐに落としましょう。
主に、歯と歯茎の境目や奥歯や下の前歯の内側に付着しているので見てみましょう。

1-3.歯石をチェック

次にチェックするのは“歯石”です。歯石とは、歯垢と違い、歯ブラシで除去することはできません。歯垢より硬く、歯にこびりついています。
歯の表面がザラザラし、硬い石のようなものが付着し、何かで触れても簡単におとすことができないものが歯石です。
主に下の前歯の舌側の歯と歯茎の境目や、歯と歯の間、奥歯の歯と歯茎の境目に付着しやすいです。この歯石も、歯磨き不足により、固まってしまいます。この歯石はご自身で落とすことができないため、歯科医院で除去してもらいましょう。

ここまでで、チェックしてみていかがでしたか?歯垢がもし付着していたなら、そこを中心に良く磨きましょう。しかし、ご自身だけで判断するより、歯科医院できちんと診てもらうことが一番です。思わぬところが磨けていない可能性がとてもあります。
そして、染め出しをし、ご自身で確認することも重要です。

2.歯周病対策-正しい歯磨きの方法

それでは、正しい磨き方について具体的にお話ししていきましょう。

2-1.磨く回数・磨くタイミング

さて、一日に何回歯磨きをしていますか?毎食後でしょうか?それとも一日一回という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
正しい磨く回数は、それぞれの生活状況によります。
一番良いのは、ご飯やおやつを食べたら磨くことです。しかし、外食後や職場や学校など、生活状況は様々で、歯磨きをできない状況もあります。正しくは食事後ですが、少なくとも、朝・晩は必ず磨きましょう。
そして磨くタイミングとして、一番良いのは、食事後30分~1時間後</sぱん>です。

食べたらすぐ磨いた方が良いのでは、と思うでしょう。しかし、食事後のお口の中は酸性の状態で、この状態のまま、磨いてしまうと歯を傷つけてしまうのです。食事後少し時間が経つと、お口の中の状態が中性化し、歯を磨くのに良い状態となります。
しかしこれもまた、生活状況により、無理な場合もあります。磨かないよりは磨いてほしいので、食後すぐでも仕方ありません。
ただ、食事前でなく、食事後にしましょう。そして、一番重要なのは、寝る前です。
本当は、夕食後に磨き、さらに就寝前にもう一度磨くことが一番の理想ですが、そうはいかないでしょう。しかし、寝ている時は、唾液が減少し、むし歯や歯周病になりやすい状態なのです。就寝前の歯磨きは、より慎重に時間をかけ、よく磨きましょう。

2-2.歯ブラシの選び方

ドラックストアに行くと、様々な種類の歯ブラシが並んでいますよね。どの歯ブラシが良いのか…歯ブラシコーナーで悩んだことはありませんか?
ご自身の歯に合った歯ブラシを選ぶことはもちろんですが、なかなかご自身の歯に合った歯ブラシを見つけるのは難しいです。なので、一般的に磨きやすい歯ブラシというのをご紹介します。

・ブラシの部分が小さめ
歯ブラシのヘッドの大きさ
ブラシの部分が大きいものと小さいものがあります。大きいブラシは、全体を磨くことが簡単です。
しかし、細かい部分が磨けません。ブラシの毛束は多いものより、少なく、小さめのものを選びましょう。全体と細かいところ、両方を磨けるようにしましょう。

・持ちやすさ

歯ブラシは基本的には、鉛筆と同じように持って磨きます。持ちやすさはそれぞれなので、持ちやすい歯ブラシを探しましょう。力の入り具合がちょうどよいものを選びましょう。

・毛先はフラットなもの

歯ブラシ毛先
一般的には、毛先がフラットなタイプが磨きやすいものです。隙間を磨く際や細かいところには、フラットなタイプが一番良く落ちます。
最近では、毛先が尖ったタイプのものやでこぼこしたものもあります。毛先が尖ったタイプは歯周病の方に最適ですが、この歯ブラシを使用する場合は、フラットなものと2本使いをしましょう。

・硬さ

歯ブラシの硬さは、やわらかめ、ふつう、かためとあります。歯ブラシによって、硬さは様々ですが、一番良いのは“ふつう”の硬さです。しかし、磨けている感じがしないと感じる方はかためを好みますし、歯茎に痛みがある場合は、やわらかめしか使えない方もいらっしゃいます。硬さで悩んだ場合は、ふつうを選びましょう。

2-3.磨き方

では、磨き方をご説明していきます。細かい部分もよく磨いていきましょう。

・歯の表面の磨き方

歯の表面はゴシゴシと、歯ブラシを横にして磨きましょう。全体的に歯ブラシが当たるようにしましょう。歯の表面は皆さんよく磨けています。

・歯と歯の間

歯と歯の間は汚れが溜まりやすい場所です。歯ブラシを縦にし、歯の表面を3等分(右側・中央・左側)し、歯は丸まっているので、歯の丸みに合わせて歯ブラシを歯に垂直にあて磨きましょう。
奥歯も同様に、歯ブラシを縦にして間に入り込むように磨いていきましょう。

・歯と歯茎の境目

歯周病対策にはこの部分が重要です。歯と歯茎の境目に誰でも溝があります。この溝に入り込むように優しく歯ブラシを横にし、斜めの角度で、細かく磨いていきましょう。
強く磨いてしまうと痛みがでてしまうので、歯ブラシを当てたときに、歯茎が少し白くなったくらいが良い強さです。
この部分は、歯ブラシの毛先が尖ったものを使用しても構いません。毛先が尖った歯ブラシは、この部分を磨くためにとても良い歯ブラシです。

・歯周病に効く歯磨き粉については、以下の記事で詳しく説明しています。
歯周病に効き目あり!歯磨き粉14選!

3.清掃補助用具の使用

私たちの歯は、丸みを帯び、磨きにくい箇所がいくつもあります。歯ブラシのみでは、汚れを全て落としきることは難しいと言われています。
そこで活躍してくれるものが、清掃補助用具と言われるものです。
清掃補助用具とは、歯間ブラシや糸ようじ、デンタルフロス、タフトブラシ等が主に挙げられます。この主な4種類の清掃補助用具について、簡単にご説明していきます。

3-1.歯間ブラシ

歯間ブラシ
歯間ブラシとは、歯と歯の間の隙間を磨くものです。サイズが一般的には4S~LLまであり、ご自身の歯と歯の間の隙間のサイズに合わせて使用します。
ピッタリくらいが一番良いサイズです。歯と歯の間は、同じ人でもそれぞれサイズが違います。そのため、理想は2~3種類の歯間ブラシを使い分けることです。
しかし、手間がかかってしまうデメリットもありますので、ご自身と相談しましょう。
歯間ブラシ使用の重要ポイントとして、1つの歯と歯の間に使用し、次の歯と歯の間を磨く際に、お水で歯間ブラシを流してほしいのです。水道水を流したまましに、歯間ブラシを軽く洗いながら使用することが一番良い使用法です。
なぜなら、歯と歯の間には汚れがたくさん付着しています。その汚れが、次の歯と歯の間に移ってしまったり、歯茎の中に侵入してしまう可能性があります。
せっかく歯間ブラシを使用しているのに、逆効果になってしまっては意味がないですよね。正しい使用法で歯と歯の間をお掃除しましょう。

3-2.糸ようじやデンタルフロス

フロスの写真
糸ようじはよく耳にしませんか?糸ようじにも様々な種類があります。これはご自身が使いやすいものを使用しましょう。糸ようじとは、歯間ブラシ同様、歯と歯の間を磨くものです。糸を歯と歯の間に通す感覚です。
歯間ブラシでは入りにくい隙間などに使用します。デンタルフロスも同様ですが、糸ようじは、取っ手が付ていて使いやすいものです。デンタルフロスは、取っ手がないただの糸です。使いやすさは個人差がありますが、初めは糸ようじの方が使用しやすいとよくお聞きします。
糸ようじの使用ポイントは、歯茎を傷めないようにゆっくりと糸ようじやデンタルフロスをのこぎりのように前後に大きくギリギリとします。そうしていくと、歯と歯の間に優しく入り込むことができ、歯茎を傷めません。

3-3.タフトブラシ

ワンタフトブラシ
タフトブラシとは、歯ブラシの小さいタイプです。毛束が少なく、細かいところに上手に入り込み、磨くことができます。タフトブラシは細かいところを磨くのに最適です。親知らずや、歯並びがでこぼこしているところ、歯と歯の間にも効果的です。1本持っていると必ず使える歯ブラシです。使用方法は普通の歯ブラシと同様です。

まとめ

ここでは、歯磨きについてお話ししていきました。ご自身の歯はよく磨けていましたか?
歯の磨き方と言っても様々ですし、皆さん歯の並び方やお口の状況は違います。歯磨きは、虫歯や歯周病からご自身の歯を守るためにとても重要であり、ご自宅でケアできる一番簡単な方法です。

磨いていると磨けているの違いを確実にし、ご自身の歯を守っていきましょう。
そして、定期健診に歯科医院に定期的に通い、お口の中のチェックと共に、どこが磨けていないか確認し、最適な磨き方を学びましょう。

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