インプラントがグラグラ!?周囲炎を防ぐ大切な8つのこと

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インプラントがグラグラ!?周囲炎を防ぐ大切な8つのこと

インプラント処置を行った後のトラブルである周囲炎は、精密な検査をし、処置が成功しても起こりうる病気です。
今回は、インプラント周囲炎がどのような病気か、そして起こらない為の対策について詳しくまとめてみました。インプラントをご検討中の方は、是非参考にして頂ければと思います。

1. インプラント術後に起こる症状

インプラントの処置を行った後に起こるトラブルは、処置の成功度、そして術後の個人や歯科医院でのメンテナンス不足が原因で起こるといわれています。
まず、どのような症状が起こりえるのかをみていきましょう。

1-1. 歯茎の腫れや出血、排膿

インプラント周囲の歯茎に起こる腫れや出血、膿が出るという症状は、インプラント周囲炎である可能性が高く、放っておくとインプラント本体が抜け落ちる怖れもある、大変危険な病気です。インプラント術後のトラブルとして最も多い症状が、このインプラント周囲炎です。

1-2. 咀嚼時に痛みを感じる

噛んだときに痛みを感じる場合、インプラント周囲の粘膜に炎症が起こっている、あるいは骨に異常がある事が考えられます。

1-3. インプラント本体の破折

極まれに、何らかの強い刺激が原因で、インプラント本体が折れてしまう事があります。当然、折れたまま使用し続ける事は出来ません。

1-4. 人工歯のヒビ割れやグラつき

インプラント本体の上に被せてある人工歯は、強い刺激が原因で欠けたり、ヒビ割れが起こる事があります。
また、インプラント本体と人工歯を繋ぐネジの緩みや、専用のセメントで合着されている場合であれば、セメント不足が原因で、人工歯のグラつきが起こります。
どちらもインプラント本体に問題がなければ補修、あるいは付け直しを行う事で再び使用が可能となります。

2. インプラント周囲炎とは?

インプラント歯周炎
インプラントの処置を行った後のトラブルとして最も多いインプラント周囲炎は、インプラント本体の歯茎や骨に炎症が起きる事を指します。
症状は、歯周病と同じであり、軽度であれば歯茎の炎症だけでおさまりますが、悪化すると次第に骨が溶かされ、インプラント本体にグラつきが起こります。
咀嚼時の痛みや違和感等が表れはじめ、最悪の場合、インプラント本体が抜け落ちてしまいます。

3. インプラント周囲粘膜炎とは?

インプラント周囲粘膜炎
インプラント周囲粘膜炎とは、インプラント本体の歯茎に炎症が表れる初期段階の事を指します。
インプラント周囲粘膜炎の時点での適切な処置や、個人のお手入れの改善を行う事で症状は良くなるケースが多い為、骨へのダメージを回避するには、早期発見、早期治療が必要不可欠といえます。

4. インプラント周囲炎にならないためにできるホームケア

骨の炎症は歯茎のトラブルに比べて治療が難しく、適切な治療を行っても改善が見られないケースも少なくありません。
結果、強制的にインプラント本体を撤去し、骨の炎症が治まり、状態が良くなってから再手術という事もあります。それを回避するには、日々個人で行うお手入れが良いものでなくてはいけません。インプラント周囲炎にならないために必要なホームケアを詳しくみていきましょう。

4-1. インプラント手術日~2日間

インプラントの処置は、抜歯同様、出血が起こります。傷口に存在する血の塊を血餅といい、血餅がある事で傷口が守られ、治りが早くなります。

・頻繁なうがいは避ける

血餅は、出来るまでに少々時間を必要とします。その為、頻繁なうがいを行うと、血餅が作成される前に血液が流されてしまい、いつまでも傷口が露出した状態が続きます。
細菌感染によるインプラント周囲炎が起こりやすくなりますので、頻繁なうがいは避け、必要な場合のみ優しく口をゆすぐ程度に留めましょう。

・傷口には触れない

麻酔が切れた後は、痛みが発生しやすく、舌の感覚も元に戻ります。
その為、傷口が気になり、舌先や指先を使って触れるという人は少なくないのですが、細菌感染や血餅が剥がれる恐れがあり危険です。
トラブルが起こらない為にも、気になっても触れないようにして下さい。

・歯磨きは慎重に行う

血餅は、歯磨きの毛先が触れるだけでも剥がれる為、処置を受けて2日間程度は、傷口周辺の歯磨きを控えるよう伝える歯科医院が多いようです。
しかし、中には柔らかめの歯ブラシや歯間ブラシを使い、細かな汚れを取るよう指導する所もあるので、インプラント処置を受けた歯科医院の指示に従うようにしましょう。
また、処置を行った部位以外の歯は、通常通りのお手入れが必要となります。綺麗な口腔環境の維持を心がけましょう。

・飲酒や喫煙は控える

飲酒や禁煙は、出血の度合いを左右するといわれています。
インプラント処置後すぐの飲酒は、血流が促進され、止血が困難になります。
口腔内の不快感が強くなり、頻繁なうがいの原因ともなりますので、控えるようにしましょう。

また、喫煙は、毛細血管を収縮させ、出血が起こりにくくなります。出血不足は、血餅の作成がうまく行われず、傷の治りが悪くなります。

4-2. インプラント手術後2日~抜糸まで

インプラントの処置を行ってから2日程度には、うがいの際の出血は、ほぼなくなります。
止血が確認できれば、うがいが通常通り行っても良いとされていますが、血餅を剥がさないよう意識する事は大切です。

・糸に付着した汚れの除去

強いうがいを行っても問題ない為、定期的にうがいをし、糸に付着する汚れを溜め込まないようにしましょう。
また、柔らかめの歯ブラシの使用を許可されている場合は、撫でるように優しく毛先を当てて下さい。強く磨くと、傷口が開き、再出血が起こる危険性があります。注意しましょう。

4-3. 人工歯装着後のお手入れ方法

人工歯装着後は、通常のお手入れを行い、清潔な状態を保つ必要がありますが、歯ブラシを正しく当てるだけでは不十分で、歯ブラシ以外の補助用具の使用も必要不可欠となります。
適切なお手入れ方法を把握し、トラブルのない口腔環境を目指しましょう。

・歯ブラシは、歯と歯茎の境目に毛先を当てる

インプラント周囲炎は、歯茎の炎症や出血が原因で起こります。
その為、歯と歯茎の境目の汚れを取り除かなければ、どんなに人工歯の噛み合わせ部分を磨いていても、インプラント周囲炎になるリスクは高くなるばかりです。

まず、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を当て、隙間に毛先を軽くくい込ませた後に、歯ブラシを2歯分の幅で細かく動かすようにしましょう。大きく動かと、歯茎に傷がつき、炎症の原因となります。

・歯間ブラシは、根元に数回こすり付ける

歯間ブラシは、歯の根元の汚れを取る補助用具です。
汚れを取りながら、歯茎のマッサージ効果も期待できる為、続ける事で引き締まった健康な歯茎が維持されます。
ただ通すだけでなく、根元に数回こすり付けて、付着した汚れを十分に取り除きましょう。

・ブリッジタイプのインプラントには、スーパーフロスの使用が効果的

インプラントの中には、1本ずつの物ではなく、インプラント本体とは繋がっていない人工歯が存在するブリッジタイプのものもあります。
当然、インプラント本体と繋がっていない人工歯の下にも汚れは溜まるので、それが原因で歯茎に炎症が起こる事も少なくありません。

入れ歯のように取り外す事が出来ない事から、スポンジ部分で汚れが取れるスーパーフロスを使って人工歯の下の汚れを除去する必要があります。
スーパーフロスは、デンタルフロスとは使用方法が異なる為、歯科医院での指導を受けた上で、使うようにしましょう。

まとめ

インプラント周囲炎をはじめ、処置後に起こるトラブルは多々存在します。
個人で出来る1番のトラブル防止は、細菌感染を起こさないようにする適切な行動と、正しいお手入れです。
意識する事で、インプラントの寿命は長くなり、それだけ快適な食事を楽しむ事が出来るといえます。
歯科医院での定期チェックも忘れずに、トラブルの起こらない口腔環境作りを心がけましょう。

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