抜歯後に続く痛みはドライソケット?6つの原因と放置が危険な理由

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抜歯後に続く痛みはドライソケット?6つの原因と放置が危険な理由

アナタはドライソケットを知っていますか?歯を抜いた後に激痛を感じたら、それはドライソケットの可能性があります。
今回は、ドライソケットが何故起こるのか、放置してはいけない理由と注意も含め詳しくまとめてみました。
これから親知らずを抜く可能性のある方は是非参考にして頂ければと思います。

1. ドライソケットとは?

ドライソケットとは、抜歯後に出来た歯茎の穴に、何らかの原因で血餅が上手く留まらず、顎の骨が露出した状態が続く事で炎症(痛み)が起きた状態を指します。

ドライソケットになる場合の図

本来、骨は空気に触れてはいけない組織であり、空気に触れる事で乾燥し、細菌による感染が起こりやすくなります。
特に親知らずの抜歯後はドライソケットになりやすいとされており、激痛を感じるケースも多く、放置しておく事で様々なトラブルの原因となります。

2. アナタは大丈夫?ドライソケットチェック

抜歯後に違和感や痛みが続くようであれば、まずはドライソケットではないかを調べてみましょう。
抜歯後のアナタのとった行動を思い出してみてください。以下の項目に当てはまる数が多ければ多いほどドライソケットの可能性は高くなります。

2-1. うがいを頻繁に行った

ドライソケットが起こる1番の原因は、抜歯後に出来た穴の中に血餅が留まらない事です。

うがいを頻繁に行う事で、溜まった血液が流れてしまい、血餅が出来る前に再び新しい血液が溜まります。
血餅はある程度の時間を必要とするので、ほぼ全ての歯科医院で抜歯直後のうがいを禁止しています。暫くガーゼを噛むよう伝えられるのもこの為です。

特に親知らずの抜歯では、他の部位よりも出血が多いので口の中の不快感を無くしたいという理由から、うがいを頻繁にする方が多いといわれています。
抜歯直後のうがいは控え、口の中をゆすぎたいときは、ある程度出血が止まった後に軽く行いましょう。
強くうがいをすると出来た血餅が塊ごと流れてしまう恐れがある為、注意が必要です。

2-2. 舌や指でその部位を触った

抜歯後に出来た穴が気になり、舌や指で触るという方はとても多いのですが、気になっても触ってはいけません。
触れる事で血餅が剥がれてしまう危険性があるほか、細菌感染が起こりやすくなり、顎の骨に炎症が起きて激痛を伴う事もあります。
傷口の治りも悪くなりますので、気になっても触れないようにしてください。

2-3. 当日にお酒を飲んだ

アルコールを摂取する事で体の血流が良くなり、血が止まりにくくなります。
出血が多いという事は血餅が出来やすくなりますが、その分口の中の不快感が強くなり、うがいを頻繁に行う原因ともなります。抜歯した当日の飲酒は避け、出血が確実に止まってから行うようにして下さい。
また、抜歯前の飲酒も同じです。止血が難しくなるだけでなく、麻酔の効きも悪くなるので絶対にやめましょう。

2-4. 激しい運動や長時間のお風呂

運動やお風呂も飲酒同様、血流がよくなり止血が難しくなります。
特に、激しい運動時に人は、集中している中で無意識に口の中の唾液を飲む傾向にあります。

飲み込みを行う際口の中では、舌の根元部分に唾液を集めようとする筋肉の動きが起こり、同時に強い圧がかかります。
その圧によって血餅が剥がれ、再び出血が起こるというケースも少なくありません。「しっかり血は止まったはずなのに、唾を出すと血が混ざっている」という方は、飲み込む動作で発生する圧が強すぎて、血餅が剥がれてしまっている可能性が高いです。

2-5. 喫煙習慣がある

お酒や激しい運動、長時間のお風呂とは違い、喫煙には血流を悪くする作用があります。
これは、タバコに含まれる成分が血管を収縮させるからと言われており、歯茎に上手く血液が行き届かない、また血液の状態がドロドロになって流れにくくなる事から、喫煙は歯周病を悪化させる原因の1つとされています。

血餅ができるにはある程度の出血が必要不可欠ですが、喫煙習慣があると抜歯後の出血量が足りずにドライソケットになる可能性を高くしてしまいます。
抜歯直後の喫煙は出来るだけ避け、血餅が出来た事を確認してから行うようにしましょう。

2-6. 念入りな歯磨き

抜歯後に出来る穴は、いわば口の中に出来た大きな傷です。
その為、周囲の歯茎は大変腫れやすく、常に清潔な状態を保たなくてはなりません。
しかしながら、実は念入りな歯磨きもドライソケットになる可能性を高くしてしまう原因の1つであり、理由は歯ブラシの毛先が抜歯後の穴の中に触れると血餅が剥がれる事があるからです。

残った歯の磨き残しを無くし、抜歯後の穴付近は毛先が触れないよう慎重に歯ブラシを動かすようにして下さい。けして、歯ブラシの毛先で穴に入り込んだ食べ物をかき出すという事はしてはいけません。
食べ物が入り込んでしまった場合は、歯科医院に行って取って貰うようにして下さい。

3. ドライソケットを放置しては危険!その理由とは?

抜歯後の痛みは、通常であれば抜歯直後がピークといわれており、2~3日経過して痛みが増してきたのであれば、ドライソケットの可能性は十分考えられます。
ドライソケットになると、激しい痛みが1週間以上も続くほか、悪臭が発生する事もあります。

抜歯後に出来た穴の内部が白っぽく見えるというのもドライソケットの特徴です。
そのまま放置してはいけない理由とは一体何なのでしょうか?

3-1. 露出した骨が炎症を起こす危険性がある

露出した顎の骨に細菌による感染があると、炎症を起こし、同時に激痛を伴います。
抗生剤の投与がなければすぐに治まるという事は難しく、状態が悪化した場合には、骨を削り取らなければならなくなる事もあります。
その場合は、入院となりますので、学校生活や仕事に支障をきたす恐れがあります。

3-2. 歯茎の形が悪くなる

ドライソケットを放置する事で、感染や炎症が起こり、歯茎の状態も悪くなります。
キレイに塞がるには、歯茎の状態が良くなければいけません。塞がった後に、歯茎が大きく凹んでいたり、段差があるようだとその後の処置にも影響します。
特にインプラントの場合であれば、骨の状態は最も重要視するものであり、炎症が起こって骨を削らなければならなくなると、インプラント処置に必要な骨の面積がないという理由から処置が行えないという可能性もあります。

4. ドライソケットかも!?と感じたら、すぐに歯科医院へ

歯科医院では、ドライソケットの対処法として、強い痛みを抑える鎮痛剤をはじめ、感染予防に対する抗生剤など薬物治療を行うほか、軟膏の塗布や、麻酔をして再度出血を起こす処置を行います。

適切な処置をする事で、痛みはなくなり、傷口の治りも早くなります。
少しでも「ドライソケットかもしれない」と感じたら、出来るだけ早めに歯科医院へ受診するようにしましょう。

まとめ

いかがでしょうか?ドライソケットの起こる確率は、下の親知らずの場合だと2~4%といわれていますが、ドライソケットチェックにいくつか当てはまるという方はけして少なくないと思います。大きなトラブルに繋がらない為にも、違和感や痛みが続くようであれば、自然治癒を待つのではなく、歯科医院での適切な対処を受けるようにしましょう。そうする事で、今後の処置もスムーズに行えるようになり、快適な口腔環境を保つ事が出来ます。

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